コロラドの時々日記

トランスフォーマーを中心にアメコミの事を載せたりするブログ

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ターゲット2006

TFクラシックUK3巻を買って1ヶ月半、ちょこちょこターゲット2006を読み返してみたので記事にしてみる。

まずターゲット2006はUK版#78~88、半年弱に渡って展開されたミニシリーズ。
11ページの話が全9話+プロローグ、エピローグなので実質的に6話完結のミニシリーズ程度の分量。
このターゲット2006だけども、とりあえずTF史的には大きなターニングポイントとして見られている。

その理由として、USを含めた初の大型の連続した物語である事、
(個人的にはUS#1~8は連続した話な気がするのだけども、正確な分類的には違うらしい)
そしてその後の物語とキャラクター描写を決定した話である事が大きい様子。
TFクラシックスUK3巻には「TF史において、バットマンにおけるイヤーワン、X-MENにおけるダークフェニックスサーガに匹敵するエピソードである」とまで書かれていた。

そんなターゲット2006ではあるけども、この物語が書かれた理由は
玩具販促をメインとした直接的なマーチャンダイジングの申し子であるTFらしく、映画の販促となっている。
US展開においては少なくともマーベルはあんまり映画に力を入れなかった
(コミカライズを申し訳程度に出したぐらい)
のに対し、UKは映画に物凄く力を入れてクリスマス映画公開に合わせて、それに関連するコミックを出版した。
それがターゲット2006となる。
プロローグの#78は9月13日、エピローグの#88は12月22日に出ているので見事に映画の公開時期に合わせて出版された事がわかる。

そしてそんな映画との密度の高いタイイン関係にあったターゲット2006だけあって、コミック中には「※詳しくは映画を参照の事!」が後半からは頻繁に登場するようになる。
そうなっている理由は物語展開におおいに関係しているので、この辺りで簡単にあらすじを。

1986年、突如プロール、オプティマス、ラチェットが消滅した(←ここでラチェットが消える理由は謎)
それと同じ頃、サイバートロン星ではインパクターがディセプティコンへの大型反攻計画であるボルケーノ作戦へのウルトラマグナスの出動をザロン首相に要請していた。
さらに地球には3人の謎のトランスフォーマーが現れる。
謎の3人は即座にディセプティコン基地を襲撃、メガトロンやサウンドウェーブを「殺さないように」生き埋めにし、
コンストラクティコンを支配下において何らかの建造物を作らせる。
その頃、マトリクスの聖火が消えた事でオプティマスに何らかの異変があったと察知したザロンはウルトラマグナスを地球へ派遣する事を決定した。
地球へ到着したマグナスはサイクロナスに襲われるハウンドを救出する。
しかしその頃、ディセプティコン基地の偵察を行っていたオートボット数人はスカージによって妥当されていた。
命は奪わないままスカージが立ち去ると、アイアンハイドは1人、埋められたメガトロンを掘り出す。
同じ頃、サイバートロンではレッカーズの作戦が開始された。
マグナスは地球時間で5日以内にオプティマスを探し出し、この作戦に参加しなくてはならない……
といった感じ(もっと長いけどとりあえず触りだけ)


こんな話となるのだけども、ここで気になるポイントはザ・ムービーといくつか矛盾点が存在している事。
映画の脚本完成前に書き始められたからか、タイインしている映画のネタバレをしないためか(おそらくは後者)、
ターゲット2006にはいくつかザ・ムービーとは異なる描写が存在する。
まず、ターゲット2006の根本となるガルバトロンの目的。
映画劇中ではユニクロンはマトリクスの光によって完膚なきまでに破壊され、残った首にも既に意思はない。
しかし2006中ではガルバトロンは「ユニクロンを打倒」するために行動を起こしている。
(ついでに言うとマトリクス抜きの通常兵器でユニクロンを破壊出来る矛盾?も存在する)
つまるところ、2006での作中においてはユニクロンはマトリクス開放がされなかったからか、
打倒されないままという事になる。

もう1つは未来から来た3人がブラー、カップにホットロッドであること。
映画では最後にホットロッドはロディマスプライムとなり、
その1年後である2006年が舞台の第3シーズンでもロディマスのまま。
であるにも関わらず、ターゲット2006では2006年から「ホットロッド」が来訪している。
しかもそのホットロッドが出発した場所はポリヘックスなことから、
この2006年においてサイバートロン星は破壊されていないことになる。


この2つはまあ当たり前ではあるけども映画の思いっきりネタバレとなるので隠されていた結果、
タイインしているはずの映画と矛盾を引き起こす原因となったんだろうなあと思う。

それを踏まえた上で、ここから下は仮説。
ターゲット2006にてガルバトロンがやってきた未来は、つまるところ
・ユニクロンが生存している
・ホットロッドがマトリクスを開いていない
・でもサイバートロンは破壊されていない(映画においてユニクロンはサイバートロン攻撃中に打倒される)
このような結果をたどってきた未来になる。

ここで気になるのが、サイクロナスが86年のウルトラマグナスを見て異様に警戒していた場面。
マトリクスを開けないままバラバラにされ、その後特に何もしていないマグナスであれば警戒される事もないはず。
つまり、もしかするとターゲット2006におけるマグナスは開けないもののマトリクスを保有したままであり、
(ユニクロンが物理的に倒せるという事もあって)オートボットの総司令官としてユニクロンを追い返す事に成功したんじゃないだろうか。
これならサイクロナスの妙な警戒っぷりにもうなづけるかもしれない。

という事に個人的に脳内で結論付けたいと思う。
ターゲット2006は全体的にマグナスがかっこいい話だし、これくらいの大物でも良いんじゃないかと思う。


ついでにガルバトロンだけども、未来から来たガルバトロンは2006だけではなくて
US版#67において、2009年からやったきたガルバトロンも存在している。
こちらの方は明確にロディマス・プライムを宿敵と認識しており、さらにサイバートロン星もユニクロンによって破壊されているので
ターゲット2006においてやってきたガルバトロンとは別の未来、別のアースの同名別人じゃないかと思う。

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