コロラドの時々日記

トランスフォーマーを中心にアメコミの事を載せたりするブログ

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アンチマジカルを読んだ

まあウォッチメンを題材にしたラノベだからって事で読んだんですが
個人的にはうーんって感じ(変なあとがきを抜きにしても

なんていうかブログとかで色々と作者のウォッチメンへの愛情は伝わってくるし、作中でもリスペクトされているとは思う
でも作中でそれを表現できていないというか、一部の目立ちやすい要素だけがクローズアップされてるように感じた

コミックブックの世代的に自分は90年代のグリム&グリッティ期の作品を直接は知らないわけですが(邦訳されたスポーンとかのイメージ・ワイルドストームにちょっとつけたぐらい)
読んでいて「この作品は遅れてやってきたグリム&グリッティなんじゃないかなあ」って思いが抜けなかった

個人的に不満だったのは2点で
1点はマンハッタン役の子の扱いが微妙
熱力学的奇跡~の台詞に重み(作品内容を適当に否定する時に凄く便利な言葉)が無いし、
その後の出番も原典と比べると考慮がそれほどなされていない感じ
なんていうかマンハッタンがウォッチメンで1番好きなキャラクターな身としては
「マンハッタンの見た目だけつくろいました」キャラに見えてしまう
あとマンハッタン扱うならウォッチメンからの25年間で進歩した量子論を盛り込んで欲しかったけど流石にそこは無茶を言ってると思うので減点対象にはしない

もう1点は色々書いてるけどぶっちゃけた話、「超人的な力で常人を殴ったらこうなる」ってシーンを何度も(印象に残ってるけど多分2、3回ぐらい)仔細に描写してる辺り
この描写から「(個人的にイメージしてる)グリム&グリッティさ」ってものを感じ始めたと思う
直接的にはほとんど知らないとは言え、小田切さんの本とかで語られてた「グリム&グリッティ」って言うのは
こういう風なウォッチメンとかDKRから暴力とか暗い設定とか刺激的な部分だけを抜き出したものと言う風に
個人的にはイメージされてるし、この作品の描写にもぴったり当てはまる気がする
今の自分的にはそういう描写は好かないし、盛り込む時点でどうかなあと思うのでこの作品の評価は低くなった
ストーリー自体がウオッチメンのパロディと言う点を超えて
それを覆い隠せるぐらい高評価じゃなかったっていうのもあるだろうけども


ただまあライトノベルの主要読者世代にはこの作品の雰囲気や上で書いてる描写は受けると思う
(昔の自分の経験的に)
そういう意味ではこの作品には意味があるし、
この作品がウォッチメンの紹介になってくれたらそれは凄く良い事だし
そこからコミックブックを読み始める読者もいるならそれはとても素晴らしいことだと思う
というわけで、この作品は個人的な感想としては中の下だけど、
内容以外のところは将来的には悪くないのではないかという結論にいたる

以上
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