コロラドの時々日記

トランスフォーマーを中心にアメコミの事を載せたりするブログ

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Beastwars The Gathering 1 ビーストウォーズ・ギャザリング

「今の場所はどこですか?」
「全ての始まりだ。アクサロンの指揮官が膨大な数のステイシスポッドを投下するという、宿命的な決断をしたその時間。
我々はその時間にいる。そう、着いたのだ」
そうしてマグマトロン率いるプレダコンの一団は姿を現した。
部下としてマグマトロンに従うのは
・ゾウムシとなる忠実なる兵士ドリルビット
・カマキリとなるマンテラー
・蚊になり、唯一の飛行兵士であるトランスキート
・常に毒液を垂れ流すカエル兵士スピッター
・マグマトロンを崇拝するエリマキトカゲの兵士イグアナス
・イノシシとなる無口な戦士、レイザービースト
原始の砂浜にたどり着いた一団は、即座にマグマトロンの指示によって動き出した。

bg11



「ドリルビット、お前は私の元に残れ」
「常に私はそばにいます、マグマトロン様」
そしてドリルビットを除く全員が散った時、突然海の中からデプスチャージが姿を現す。
即座にドリルビットはマグマトロンを守るべく、腕のドリルを回転させ始めた。
「待て。思い出せ、我々は2ナノクリックずれた時間軸に存在している。あの機械が存在する限り、奴にはこちらを認識する事は出来ん」
「少なくとも、今はな」

セイバートロン星
「どれだけの時間だ?どれだけの時間、我々はマクシマルどものルールによって鎖に繋がれてきた?
どれだけの期間、奴らは我々を踏みにじってきた?そう、かの我らの先達たるディセプティコンと同じく!
プレダコンのリーダーはずっとマクシマルの権力に対し、頭を下げ続けた。その本心を包み隠し、奴らにこびへつらい、立ち上がろうともしない。
奴らは弱者だ。だが、我々は違う!我らは力を持っており、義務も持っている。
私は諸君に約束する。このみじめな状況から、力という手段を使って可能な限り即座に過去の栄光を取り戻させると。
そう、栄光は我らの手の内にあるのだ!」
マグマトロンが自らの勢力のプレダコンたちに演説をする。
そしてその演説に湧き立つプレダコン……
bg12



「マグマトロン。我々は惑星内外におけるマクシマルの行動の監視を頼みたい」
トリプルダカス評議会、プレダコンの1大勢力に属する長老の1人であるラムホーンが言う。
「トランスワープウェーブを処理する事には成功した。しかし、未だ危機的な状況には変わりは無い。
よって我々の密使を地球に向かわせた。彼はじきに状況を終わらせてくれることだろう」
これはシークランプ。
「これは評議会の意思だ。秩序を守るというのはな」
そしてシケイダコン。
「私は全てのマクシマルの回線を監視しておりますが、未だに危険信号は上がっておりません。1つも」
「よしわかった。お前はあの犯罪者が気付いていないこともよく理解しているようだ。我らは立ち上がらなければならん。その時が来たなら」
「その時が来たなら、力によってすべてを覆す」


「口先だけではなんともいえる。奴らはああは言って言ってもどうせ何もするまい……」


「レイザービースト、何をしている」
マグマトロンはレイザービーストを叱責した。
レイザービーストに与えられた指示はプロトフォームへと起動シグナルを送る事。
兵士の補充という、もっとも大切な場所だ。
「申し訳ありません。この星の状況が余りに幅広いので設定に戸惑っております。また、我々の時間軸に彼らも合わせなければならないので……」
「まあいい。だが、作業が終われば私に知らせろ。新しい兵士達には私自らが挨拶をする」
そう言ってマグマトロンはドリルビットを引き連れて森の中へと立ち去って行った。
それをじっくりと確認した後、レイザービーストは考える。


「いいか、レイザービースト。奴らの中に潜入したら、君は1人で行動しなければならない。
私達は一切の手助けが出来ない。君への司令はマクシマル本部には承認されていないものだ。もし君が失敗した場合、切り捨てられることになる」
「了解しました」
レイザービーストが話をしているのは、彼の本当の上官であるライオコンボイ。
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「表向き、私達はプレダコンと友好的だということになっている。しかし、それが事実ではない事を私達は知っている。
メガトロンのことは忘れておけ、真の敵はやつではない」
「……マグマトロンですね」
「そう、奴は決して裁判の席に座るようなことはしない。実に巧妙な相手だ。そして、奴は何か計画を立てている。それはとても巨大で凶悪なものだ」
「そして、それが今すぐにも決行され、報告すら間に合わなかったら?」
「その時君に出来ることはまっすぐ走ることだけだ」


「もういい。いますぐ起動シグナルを送信しろ、今すぐにだ」
再び戻ってきたマグマトロンが命令する。
レイザービーストの隣ではドリルビットがその腕のドリルを彼に向けている。
裏切った場合や役に立たないとマグマトロンが判断した場合、すぐさまに処分できるようにだ。
「了解しました」
レイザービーストはすぐさまに起動スイッチを押す。
「報告しろ、イグアナス」
≪はい、はじまりました。プロトフォームの起動です≫
「マンテラー?」
≪珍しく、プロトフォームが地表と癒着しております≫
「トランスキート?」
≪起動≫
「スピッター?」
≪今見つけましたです≫
1人だけ現出地点よりほど遠い極寒の地に送られたスピッターはようやく到着したようだ。
≪スキャニング作業が終了したようです。あれは……プレダコンです!≫
≪プレダコンであります≫
≪プレダコン≫
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「よし、プレダコンコードを挿入することでマクシマルどもを我が忠実なる兵士とすることが出来たわけだ」
≪な!?待て、うわっ!≫
「何が起きた、スピッター?」
≪マクシマルです!こいつはマクシマルです!≫
「なんだと?そんなことはありえない。あるとすれば、レイザービースト、お前だ」
マグマトロンの言葉に合わせてドリルビットが構える。まだ攻撃はしない。
「運が良かったな、マグマトロン!すべてをやり終える時間は無かった」
その隙にレイザービーストはビーストモードに。そしてイノシシの突進力でドリルビットを吹き飛ばす。
「だが、また帰ってくるぞ!」


「ハッ、何があったのかはどうでもいい。貴様を分解して調べれば済むことだからな!」
スピッターはカエルへと。白銀に包まれた大地でカエルと白熊が戦う。
「言わせてもらうとだな、プレダコン」
……ことは無かった。スピッターは次の瞬間、あっけなく踏み潰される。
「身の程を知るべきだ」

「このままでは1メガサイクルとて持たないだろう。ならばこうするだけだ!」
高台に上ったレイザービーストはマクシマル用の高周波で呼びかける。
呼びかけに応じたのは先ほど起動したラミュラス、ハウリンガー、ボーンクラッシャー、ビブーム、サイバーシャーク、オプティマスマイナー。
さらに呼びかけに応じたハウリンガーが見つけたクワガイガーと戦っているうち、その場にはさらなる他のマクシマルが集まってくる。
「マクシマルどもが集まっています。いかが成されますか」
この状況を確認するべく上空を飛行し、偵察していたトランスキートがその集まったマクシマル達を見てマグマトロンに判断を問う。
その答えは簡潔だった。
「ビーストウォーズを」
「解き放つ」
「までだ」
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続く

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