コロラドの時々日記

トランスフォーマーを中心にアメコミの事を載せたりするブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

Beastwars the Gathering ビーストウォーズ・ギャザリング 3

BC10000年
ある晴れた日の朝、コンボイ達はアクサロンから外へと出ていた。
「なんか変なものがいるって?そんなわけないじゃんかよ、コンボイ」
「そうは言うがなチータス。何か変な気がするんだよ、何かな」
そう言ってパワードコンボイは空を見上げた。
その隣を、レイザーバック達が通っていく。
「それにしてもえらく奇妙な感じだなあ」
オプティマスマイナーがコンボイを見上げながら言う。
「我々は1ナノクリック時層がずれた場所にいるからな。マグマトロンがそう設定した」
「そうやってマグマトロンは安全な場所から目的を果たせるってことか!」
「そうだ、ボーンクラッシャー。そして、それを阻止できるのは我々だけだ」

bg31



そのまま歩き続けた一行は1隻のセイバートロン製の船へとたどり着く。
アークだ。かの総司令官コンボイが座上し、400万年の前から地球に墜落した事になっている船。
そして、つい先日コンボイ率いるマクシマルとメガトロン率いるプレダコンの抗争の舞台になった場所だ。
この場所へとレイザーバックが来たのはライオコンボイへと連絡を取るトランスワープ通信機を修理する部品を探すため。
「我々はマグマトロンに気付かれないよう、違う時層の部品を使用して連絡を取らなければならない。
簡易拠点にある機械部品を使わず、アークへ取りに来たのはそのためだ。さあみんな、作業に掛かるぞ」


レイザーバック達がいる場所から西南西へと言った密林の中。
ここをプレダコンの昆虫部隊インセクティコンが探索していた。
「それにしても嫌になるぜ。なんて星だ!」
「……私は故郷へ帰った気分だ」
「トランスキート、お前大丈夫か?ヒューズが飛んでるんじゃね?」
そんな事を話しつつ進んでいくうち、突如レトラックスが姿を消した。
そして、それを探すパワーピンチもまた足に食いつかれる。
「パワーピンチ!」
「なあ、スカージ、こんな場所で誰が俺達を攻撃してるんだよ!?」
bg32

先へと進むトランスキートはそんな騒ぎにも気がつかなかった。
彼は今、目の前にいるフクロウに夢中だった。
どう見ても普通だが、何かが変なフクロウ。トランスキートはとりあえず攻撃を仕掛けることにした。
したが、それは叶わなかった。
「我々に構うな。この場所は我らの場所、プレダコンにもマクシマルのものでもない。ミュータントだけのものだ」
そういうとフクロウは白熊へと変形し、トランスキートに襲いかかる。
そしてスカージとクワガイガーはトランスキートを省みることなく逃げ去っていった。
「こ、この地区の報告は問題なしで良いよな!」


「マグマトロン様」
先ほどのジャングルからまた西へと進んだ場所。マグマトロンたちはいまここにいる。
「完璧だ、イグアナス。スパークが入っていないこのプロトフォームとナノ修復機がついているものを見つけるとはな。
ドリルビット。スパークコアを渡せ」
「ですが……こいつはただの猫ではありません。我らに扱えるものなのですか」
「もちろんだ。トリプルダクス評議会は帰還が遅れている事を疑問に思うだろうが、すべてを遂行して帰れば何も詮索はするまい。
そして、こちらが目的を果たしている間の掃除はこのジャガーが担当する」
そう言ってポッドへとマグマトロンはスパークを埋め込んだ。
「デストロンとプレダコン、両方の因子を持った数少ない兵士だ。これほどの人材を捨てるのはもったいないだろう?」
マグマトロンが作業を終えるとすぐにポッドは起動した。
「さあ、目覚めろ、ジャガー!」
bg33




再びアーク。
「調子はどうだい?」
そう尋ねるオプティマスマイナーに、機械の下へともぐりこんだままレイザーバックが答える。
「悪くない。少々古いがね」
そして這い出しながら
「だが、送信できる時間は長くない。3か4ナノクリック程度だろう」
「つまり、可能な限り短く……って?」
「それ以上に正確にだ」
「ところで、スナールはどこへ行った?」
ボーンクラッシャーに尋ねた途端、レイザーバックの真後ろから声がする。
「大変だ!ダークサイドにマグマトロンたちが近づいてる!」
「いるならいると言ってくれ、スナール。それにしても、ついにマグマトロンが動き出したか……」


プレダコン戦艦ダークサイドは現在はメガトロン側の基地として使われている。
そして今日もまた、コンボイ達に備えて防衛用の設備を作っていた。
「ランページ、インフェルノ。機材を基地の周りに埋め込んでこい」
「了解です!ごっつんこ!」
「やれやれ、また汚れ仕事じゃけん……」
2人が向かっていったあと、メガトロンはロボットモードへ。
「俺様は後からな。変だ。断言していいはずなんだが……」
そんなメガトロンの肩を後ろから掴むマグマトロン。
「メガトロン……久しぶりだな」
「ハッ!三バカ長老どもの新しい手先ってわけか!」
テイルウィップの一撃ではじかれるマグマトロン。
bg34

「そいつは感動的……じゃあないなあ」
マグマトロンは間合いを取る。あくまでメガトロンの捕縛が目的だ。
「ジャガーの失敗からは何も学ばなかったのかい。俺様を捕らえることなんて誰にも出来んのよ」
「そうかな。誰がお前を捕まえに1人でノコノコ来るとでも思ったか、馬鹿め」
「何?」
振り向くメガトロンの目の前に現れるドリルビットとイグアナス。
2人は即座にスタンショックで気を失わせる。
「よくやった、二人とも。さあ、連れて行くぞ」

「メガトロン様?」
インフェルノが帰ってきたが、そこには誰もいない。


「それにしても妙だな。なんでマグマトロンの行動を阻止するんだ?メガトロンを捕まえてくれるなら良いじゃないか」
スナールが問いかける。一向は今、通信機を持ってダークサイドへと向かっているところだ。
「それがな、駄目なんだ。セイバートロンに凱旋したマグマトロンは、メガトロンを処刑しプレダコンに反乱の意思が無い事を示すだろう。
だが、それは塗り隠された嘘にすぎない。つまり、マグマトロンは自分達の反乱への時間稼ぎとしてメガトロンを尻尾切りとして使うつもりなんだ。
だからこそ私達はメガトロンをマグマトロンの手に渡すわけにはいかない」
そこまで言ってレイザーバックは言葉を切った。
「そして、君達には基地へと帰ってもらう。部品はボーンクラッシャーが持っている。それで修理してくれ」
「じゃああんたはどうするんだよ?」
「私はマイナーと一緒にマグマトロンの野営地へと向かう。確保に成功したにせよ、失敗したにせよ、マグマトロンは戻ってくるはずだ。
私はその足止めをしにいく。すまないな、マイナー」
「構わないさ。これがヒーローの最終決戦ってやつなんだろ!」


そこから少し東へ行った場所にジャガーはいた。
すでにマグマトロンから一部の部隊を任されている。
「お前達は俺の5つの目であり耳である。これからは俺が指示したとおりに動くんだ」
「敵を見つけたら?」
「交戦は避けろ。そして拠点へと戻るのを待ってから指示を待て。俺がここから指揮を取る」


サイバトロン野営地。
「ラミュラス、何かあったか?」
「いや、何も無いウルファング。それだけになんか不気味でね。出来れば攻撃に出たいところさ」
「ビブーンもそう考えてるみたいだが、俺は反対だ。こっちの戦力は少なすぎる。
せめてなんらかの増援か、レイザーバックが帰って来るまでは待つべきだ。それまでは、敵に見つからないように祈るしかないさ」


「準備完了しました。あと10クリックで転送開始です」
「よし、その6クリック後に自爆するようセットしろ。そうすれば誰も追って来れまい」
マグマトロンがドリルビットと会話する内容を聞いているレイザーバック。
「くそ、遅かったか!もう動き始めてる!」
「で、どうするんだい?」
「君の器用な指を貸してくれ。だが、即急に作業は頼むよ」


「マグマトロン様!周囲のセンサーが破壊されました?」
「敵か。だが、どこのどいつだ?」
「数は……1つです!何か、異常なスパークを持った奴が一体近づいてきます!」
また一歩、大きな足跡が刻まれる。
「そう、その通り」
「誰だ、貴様は?」
「俺、グリムロック!」
bg35


続く

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。