コロラドの時々日記

トランスフォーマーを中心にアメコミの事を載せたりするブログ

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アバターを見てきた

巨大ヘリとAMPスーツがかっこ良いので結構見てみたかったので今更ながら見てきた

ストーリーの方は可も不可もなくと言った感じ
特に描写が不足しているようには感じないし、悠長でもなかった
中盤辺りでナヴィ、パンドラの環境に時間が割かれてる辺りが個人的に嬉しかった


そしてまあ本題はストーリーではないわけです
正直な話、映画を見ている間、ストーリーを目で追っていながらも
頭の中では画面に見えたものから設定をほぼずっと想像してました
とにかくパンドラの環境の描写が多くて面白い


とりあえずその想像と言うか妄想込みでのパンドラの描写とその感想を書き出してみる
まずはパンドラなんですが始まった途端、いきなり巨大な青い星とそれを囲む小さな星と言う形で描写された事に驚く
この時点でSFマインドが大いに刺激されました
衛星パンドラ(なんか惑星パンドラでも結構ヒットするんですが、パンフでも衛星って明言されてたので衛星)が素敵
SF的にはこうガスで出来た木星型の巨大惑星の周囲を回る衛星に住む動物ってネタが結構出てきますけど、まずそれが映像として見せられると圧巻の一言
あの有名な2010年を初めとして、個人的にオールタイムベストな造物主の掟でも使われていた設定なのでそれを映像で見れたことに感動する


その次はパンドラの生物の6本足
映画の中で確認された動物は馬、サル、サイ、虎、ジャッカル、サソリ、トカゲ、翼竜2種っぽいのがいるわけですが、その全ての足が6本だと言うこと
前側に4本、後ろ側に2本と言う配置なわけですが、ここで面白いのはサソリとサル(っぽいの)
サソリ以外の動物はまあ脊椎動物か、そうでなくても魚と哺乳類並には近縁種なんだなあと予測は付くんですが、どう見てもまったく別物のサソリまで6本足な事
実はあのサソリっぽいのは外骨格に見えて皮膚の上にキチン質の甲羅でも作るようになった変わった生き物なのかなあ
そしてサルっぽいの
サルっぽい生き物の特徴は4本の前腕が完全に分離しておらず、肩の部分が1つしかない事
ナヴィの腕が何故かパンドラの生物なのに2本しかない事に疑問を抱いてたんですが、多分このサルと同じく4本ある腕が何らかの理由で一体化して行って2本に見えてるのだろう、と言う事で個人的に納得
ただ樹上生活で生きるのなら腕は4本のままの方が良いだろうし、どういう理由でナヴィの腕が2本に進化したのかは謎
樹上から陸へ降りた時に何か2本の方が有利になる選択でもあったのかな


それからパンドラの生き物で面白いのは呼吸器官と捕食器官が別々な事
劇中では馬と翼竜でしか確認して無いんですが首元に息をするための気門のようなものがありました
で、馬と翼竜なんていう結構離れた生き物に共通している要素という事は虎とかサイでも共通してるんじゃないかなあと思います
そしてそこで問題になるのがまたナヴィ
果物を口で食べて、なおかつ息を吹き返すときや咳き込む時に口を使ってる、人間と言うか地球の生き物と同じ仕組みなわけですよ
一体何が起きて捕食器官と呼吸器官が一体化するなんて事になったのか
サルは登場シーンが少なくて首筋の気門があるかどうか確認できなかったんですが、やっぱり一体化されてるのかな


発光する植物が妙に多い点については正直、どういう理屈か悩んでたんですが
発光っていうのは当たり前ですけど暗闇で光るため(光る目的はともかくとして)
なら光るのは太陽から距離が遠くて光が届かず、薄暗いから?と最初は思ったわけですが
なのに夜が暗いのはともかく、昼間は清清しいまでに明るいと言う描写
じゃあ他に理由があるのかと思うと、乾季と雨季ならぬ日照期と暗闇期があるんじゃないかと言うアドバイス
パンドラは巨大惑星の周りを巡ってるわけで、必然的に太陽との間にガス惑星が入り光が来ない期間がある
そうなればその時期は太陽光がほぼ入ってこない真っ暗闇になるんじゃないかと言う案
確かに物語は3ヶ月ちょっとしか描写してないわけで、半年半年(と仮定)の日照期に入ってた期間であってもおかしくないわけか
その対策として発光する植物が多かったのかも
気になるのはそんなに暗い器官が長ければ視覚にも何か特別な機能がありそうだけど、
冒頭でジェイクが始めてアバターに入った時の視点がそんなに人間と差が無かった事


そして個人的に一番気になったのは魂の木
なんというかこう日本で言うアイヌ文化で見れるような魂の帰還思想を実在のものとして描いてるのが面白い
さらにそれが観念的なだけでなく実在的に影響を及ぼしているのが良い
魂の木について語られるたびに頭の中でどんなものか想像していたわけですが、最終的にサーバーみたいな物なんじゃないかなあ、に落ち着く
グレースの情報量が~のくだりで思いついたんですが
個々の生物が独立したコンピューターで、魂の木が自然的に発生したサーバー的な生物なんじゃないかなあと
で、絆を結ぶための触手はUSBケーブルだと捉えるとすんなり繋がるんじゃないか、ユリーカ!
そういう意味では非常にアナログ的に見えるパンドラの動物界は実はデジタル的なものなんじゃないかと想像
実は魂の木の情報を取り出す技術さえ確立されたらパンドラの歴史は簡単にわかるのかも



ここからちょっとストーリーと言うかテーマ面の愚痴
基本的にストーリーは自然賛歌で進むわけですが
その鍵となるナヴィとパンドラの生き物達の設定がマイナス
上の妄想は横においておくとしても劇中で「パンドラの生き物は全てが繋がっている」と明言されているわけで
それなら繋がっている、自然の一部であるナヴィ達が自然を大切にするのは当たり前なんじゃないかと
自然破壊したら自分達に地球以上に直接的に帰ってくるんだからそりゃ大切にするに決まってる
そんな前提があるのにナヴィは自然を大切にしてるけど地球人は…と言う対比はどうかなあと思う
確かに地球でも大局的には繋がってるけどそれは閉じた系では当たり前の事なんだし
個々人、個体レベルでそれぞれに繋がりがあるパンドラの生物を持ってくるのはテーマ的にちょっとズレてるんじゃないかなあと

ストーリーには王道だし不満は無いけど
設定やテーマを考えると疑問符が上がると言う事で
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