コロラドの時々日記

トランスフォーマーを中心にアメコミの事を載せたりするブログ

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The War Within Dark age ウォーウィズイン ダークエイジ2

「この場所は解放のための場所となる。次の段階へと進むためのな」
その言葉を聞いたブラジオンは2人と共に向きなおった。
「その崇高な理念はなんだかわからんが、こっちはどんな具体的な報酬をもらえるんだい?」
「そうだな、ブラジオン」
炎のTFがブラジオンの頭を唐突に掴む。
その指に触れられた場所は徐々に溶け出し、指は次第にブラジオンの頭へと沈んでいく。
「ほう、なかなか美味なものだ」
その時ブラジオンは見た。

da21

自分が途方も無い力を見ている事を。周りには悪鬼羅刹と破壊が渦巻いており、限りない力を感じる。
簡単に表現するならば煉獄に限りなく近いような場所だった。
「おお……あなたは何をされたのですか」
指が離れた途端、ブラジオンの中からその光景は消え去った。
「扉を開けただけだ。TF達が遙かな過去に記録へ閉じ込めた闇への扉を」
今のブラジオンの顔には恍惚とした笑みが浮かんでいる。
「わかりました、わかりました、フォールン様!
我々ブラジオン、マインドワイプ、バグリィの3名は喜んで貴方様にお仕えいたします!さあ、ご命令を!」
後ろでは2人が呆気に取られている。


工業象限東部:タガン高原
ここにいるのはスプラング、ホワール、ロードバスターにツインツイスト、トップスピン達からなるレッカーズだ。
「確実なのかい、スプラング」
「この場所はセイバートロン星の40%の工業を担当している場所だ。
もしここを押さえればパワーバランスは一気にこっちに傾く。ではみんな、幸運を祈る!」

「ここまで来たら戻れない」
工場区画を歩きながらスプラングが言う。
しかし、驚くほどこの場所には誰もいない。
気になったスプラングはジャンプして工場の屋根へ。周りを見渡して見る。
その場所からは遠くが良く見えた。西部の工場もだ。
「西も狙った方がいいのかもしれないな……いや、まてあれは……」
スプラングはすぐさまに飛び降りる。
「サンドストーム、逃げるぞ!」
「どうしたんだ?」
「俺を信じろ、今はここを一刻も離れないとダメだ」
2人はトランスフォームしてビークルモードで移動を始めるが、サンドストームは角を曲がった途端すべてを理解した。
「デバスターか!」


アイアコン:サイバトロン最高評議会
「デバスターが来た」
「で、どうするんだい、リーダーさんよ」
ガレキの山にも見える簡易基地で話しているのはプロテクトボット達だ。
「君達はどうするべきだと思う?」
「おいおい、ここにいるのはあんたの部下なんだぜ」
「そうですよ。これからの判断はどうあれ、皆あなたを信じています」
ストリートワイズ、グルーブの言葉にホットスポットは下を向く。
「いや、そうじゃない。もし我々がデバスターを攻撃した場合の事だ。
我々は数少ないサイバトロン側の合体戦士と言う事を忘れてはいけない。
ウルトロンはデバスターを抱ていたならばプレダコンはブルーティカスを従え、デストロンはメナゾールを雇う。
それに対してどうだ?ライトニングストライクはスペリオンの参加を求めている。
それと同様に我々ガーディアンもどの組織からも参加を望まれているんだ。
今回行動すれば“サイバトロン”として中立ではいられなくなる。どうする?」
静寂が包んだのは一瞬だった。
「行きましょう」
最初に口を開いたのはグレイズだった。
「……反対するのなら今のうちだぞ、みんな?」
ホットスポットはもう一度の意思確認をするが、誰も口を開く事は無かった。
「わかった。グレイズ、ファストエイド、グルーブ、ストリートワイズ、プロテクトボット出撃だ!」


再びタガン高原
デバスターはレッカーズのリーダーであるスプラングを執拗に狙ってくる。
というよりはそう仕向けたのだ。
工場地区と言う事を利用した戦法だ。
既に仲間は奇襲攻撃のための準備を終えている。
「みんな、自信を持て、俺達はレッカーズなんだ!」
スプラングはそう言いながら追い詰められたかのように見せかける演技をやめた。
そしてデバスターへとライフルで一撃を喰らわせる。
だが、デバスターの顔を狙ってしまったのは運が悪かった。
目くらましをされたデバスターはその巨腕を振り回し、それがスプラングを直撃したのだった。
「スプラング!」
ロードバスターが拾いに走るが、間に合わない。
スプラングはそのまま貯蔵タンクへと激突した。
「サイバトロン威勢良い。だが、デバスターに攻撃届かない」
「そうかなデバスター!」
レッカーズの一斉攻撃が始まった。


タンクに激突したスプラングはコードへと絡め取られていた。
複雑に絡まったせいで身動きが取れない上、銃も落としてしまっている。
「気分はどうだね」
そんなスプラングに声をかける者がいた。
スプラングは咄嗟に銃に手を伸ばすが届かない。
「君にはこれまでどれだけウルトロンの勢力拡大を邪魔されてきたことか」
「ラットバット!」
「君達にはいい加減にうんざりだ。いつまでこの星の守護者を気取っている?」
ラットバットはそう言いながらゆっくりと近づいていく。
「そろそろヒーローの活動も閉幕してもらわないとね」


「なんだ?」
ブラジオンが訊ねる。
「何やってんだ。金にならんのならさっさと引き上げるぞ」
ブラジオンはそんなマインドワイプを無視して話す。
「鍵はグリムロックか。やつの素敵に歪んだ感覚は奴自身を簡単に引き込む事が出来る。
最初のターゲットは奴だな!」


タガン高原
攻撃に成功したとは言え、状況はまずかった。
デバスターはとてつもなく強く、束でかかってもそれほどの傷は負わせられなかったのだ。
「プロテクトボット」
ホットスポットが話し掛ける。
「各自ロックを解除しておけ」


「さてさてどうしてあげようスプラング?粉々に砕くところを盛大にお仲間に見せてあげようか。
いや、その前に引きずり出して……」
ラットバットの言葉はそこで途切れる。
大きな衝撃が襲ったのだ。
そしてスプラングは地面へと激突する。
「ラットバット」
再び自由になったスプラングは銃を掴んだ。
「色々語らせて悪かったがね。これで……」
スプラングはここで言葉を切って上を見上げる。
「これであんたに取っては最悪の状況になったわけだ!」
da22

「タガン高原で戦闘が拡大中」
「アラートがカリスで前線に向かっています」
「サボテージ、4α地点を防衛中」
「ワイドスプレッドはウラヤ北にて戦闘中」
次々と司令部の中で報告がされるが、その中には誰もいない。
ここは捨てられた移動基地だった。
「みんなどこへ行ったんだ?調査報告をまとめて戻ってきたというのに……」
ジェットファイヤは周りを見回す。
da23

「一体、何が起こったんだ?」


続く

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